藤井風 NAN-NAN SHOW 2020
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6月はZepp Tokyoの予定だったのに、10月はいきなり武道館!すごいぞ藤井風!
このコロナ禍で観客を入れてのライブに踏み切ったその勇気にも拍手ですよね。
席によって推奨入場時間が定められており、席は1つ飛ばしなので、左右前後には人がいない状態。もちろん全員マスク着用で、無闇に声は出さず、拍手で応援という新しいライブ形式です。ライブは2部制で、途中換気休憩がありました。
声を出してはダメなので、大声で一緒に歌う人もおらず、個人的にはとても快適なライブとなりました。隣に人もいないので広々。
観客層は老若男女揃っており、藤井風の音楽は幅広い年齢層に届くんだなあと改めて感じさせられました。歌の内容が愛だの恋だのじゃなく、もっと深いですからね〜。
さて、肝心の藤井風ですが、今回のステージセットは中央に舞台が設置されていたため、2階席でもさほど遠く感じることはありませんでした。四方に移動しながらのパフォーマンスだったので、どこかの方角がずっと背中を見つめなければならないということもなく、バランスが良かったと思います。
第一部はピアノ弾き語り。まさかの「おどるぽんぽこりん」でスタートしました。
お次はClose to you。
そしてJust the two of usとカバーが続きます。
カバーの最後は丸の内サディスティック。
そして第一部の最後にアルバムから「特にない」、「風よ」を演奏して1部は終わりました。
第二部はバンド演奏でのよりアップテンポなステージ。アルバムの残りの曲&新曲2曲を披露してくれました。ラジオか何かで「さよならべいべ」は岡山から東京に出てくる時の心情を歌った曲と言っていたんですけど、もうそれを聞いてからあの曲の聴き方が、変っちゃいましたよね。すっかり親という立場から物事を見るようになってしましました。
合間合間にのんびりとした岡山弁でトークをしてくれるんですが、あの素人感あふれる感じが可愛らいしいこと。親戚の子の晴れ舞台を見ているような気分になってしまいました。すごく共感できる、しっかりしたことを話してるんですけどね。このまま東京に染まることなく、岡山魂を貫き通して欲しいものです。
最後はとっても考えさせられる歌「帰ろう」で〆。
こちらも是非見てみてください。
終わりにちょっと藤井風自身が涙ぐんでいて、こっちも思わずもらい泣きしそうになりました。武道館ライブ、無事成功してよかったなあ。
歌がうまいのはもちろんのこと、コロナの制限がある難しい状況の中程よく観客を盛り上げつつ、ピアノを演奏したり、踊ったりで、そのカリスマ性ににすっかり魅了された2時間でした!また機会があれば是非ライブに足を運びたいです。
ライブの前に九段下のわらやき屋でGoToイートしたのですが、こんな看板が出ており、店内では藤井風の音楽がかかっていましたよ。
ちなみに1/31には岡山市民会館公園もあるようです。あんな小さい会場で見れるなんて良いな〜。私も実家の家族の許しさえ出れば、帰省ついでに行きたい・・・
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